今日は、親子のことばのキャッチボールのやり方について。
例えば、子どもが「今日の授業はつまんなくて寝ちゃったー」と言ってきたとします。
そのときに、
「ダメじゃないか!授業は起きていないと!」とルールに厳しい返し方をしたり、
「眠くのなるのは、夜更かししているからだよね」と論理的に返してはいけません。
もう話したくないとなってしまうからです。
言葉のキャッチボールですから、投げてきたボールで、取りやすいように、そのまま返すのがベストです。
「そういうときあるよね!お母さんもつまんない話聞くと眠くなるよ!」と同じレベルのボールを返しましょう。
いったん同じボールで投げ返して関係性をつくって
「どんなつまらない先生はしていたの?じゃあわからなくなってしまったんだね。今度塾の先生に相談してみよう」
という感じで少しずつ誘導したい方向に導いていくのです。
保護者の10の要望を最初から10伝えてしまうと、子どもがこちらの要望を素直に受け入れることができなくなって結果的に「0」になってしまいます。
上手なキャッチボールを返して、こちらの要望を「1」でも多く受け入れてもらえるようにしましょう。
まとめ
●子どもが投げてきたレベルのボールを投げ返して関係性をつくっていく
●関係性ができたところで、誘導したい方に導いていく
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