出題傾向
2023年からマークシートに変更になり、大問2まではラッキー正解も起こる記号選択問題での出題。大問3だけ数字を選択する方式になったので難易度が低くなった。平均点は2023年は約15点でマークシート化で近年で最も高い平均点となった。2024年以降は難易度を上げてくるかも。なお1問1点~2点の均等配点は変わらず22点満点。
【近年の出題状況】
●2023年
1計算・小問集合10点(記号選択)
正負の計算(1点)
文字式計算(1点)
単項式の乗除(1点)
平方根の計算(1点)
二次方程式の解(1点)
一次関数になるもの(1点)
確率(1点)
nで表して必ず奇数になるもの(1点)
変化の割合(1点)
空間内の平面についての説明で正しいものを全て選ぶ(1点)
2資料・図形・関数7点(記号選択)
箱ひげ図からわかることを2つ選ぶ(1点×2)
穴埋め証明(1点×2)
関数の利用・動点と面積(1点と2点)
3図形5点(数値を選択)
円周角(1点)
平面図形(1点×2)
空間図形(1点×2)
●2022年Aグループ
1計算・小問集合10点
正負の計算
文字式計算
単項式の乗除
平方根の計算
二次方程式の解
反比例するものを全て選ぶ
平均値・中央値
二次関数と一次関数
相似比と体積比
相似と線分の長さ
2資料・図形・関数7点
一次関数と図形の面積
式の説明とその利用(2問)
一次関数の利用・速さ(2問・グラフ完成あり)
3図形5点
円周角
平面図形(2問)
空間図形(2問)
●2022年Bグループ
1計算・小問集合10点
正負の計算
多項式計算
因数分解
平方根の計算
二次方程式の解
不等式で表す
確率
最小公倍数の利用
一次関数
体積
2資料・図形・関数7点
度数分布表の読み取り(全て選択)
二次関数の利用(図形)
一次関数の利用(2問・グラフ完成あり)
3図形5点
多角形と角度、平行線と角
平面図形(2問)
空間図形(2問)
●2021年Aグループ
1計算・小問集合10点
正負の計算
文字式計算
平方根の計算
展開
式の説明の利用(連続する3つの自然数)
一次関数になるものを全て選ぶ
確率
反比例
一次関数の交点
円周角
2資料・図形・関数7点
二次関数と図形の面積
資料の活用
一次関数の利用・速さ(2問・グラフ完成あり)
3図形5点
平面図形の角度(二等辺三角形の性質)
平面図形(2問)
回転体(2問)
●2022年Bグループ
1計算・小問集合10点
正負の計算
単項式の乗除
平方根
因数分解
二次方程式の解
等式をつくる
代表値(全て選択)
確率
変化の割合
相似と線分の長さ
2資料・図形・関数7点
反比例と図形の面積
規則性
一次関数の利用(2問・グラフ完成あり)
3図形5点
円周角
平面図形(2問)
空間図形(2問)
【対策】
マークシート式になって難問が出しづらくなった感じ。配点もフラットなので基本~標準レベルの問題をきっちりと取れるようにすれば問題なさそう。小問集合のいろんな問題をランダムにたくさん解くと対応できそうなので全国高校入試過去問を回すとよい。
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