出題傾向:知識を基にした思考力型
2023年からマークシートに変更になり地理と公民が知識問題というより総合・思考問題の比率が上がっていて、かなり頭を使う内容になっている。完答での問題も多くなっている。
1問1点の均等配点で22点満点。平均点は2023年は約11点台で5教科の中では平均点が一番低くなり難易度が上がっている。
【近年の出題状況】
●2023年
1古代・中世史(3点)
奈良時代の文化
鎌倉時代の様子
江戸時代の外交と世界史
2近現代史(5点)
明治時代の政治、資料読取
大正時代
資料から推測できること
3日本地理(3点)
資料を読み取って推測して選択する(完答)
都道府県のイメージから推測して選択する
4世界地理(4点)
資料を読み取って推測して選択する
州ごとのイメージ
時差を小さい順に並べる
5公民(7点)
歴史融合問題(完答)
15歳の生徒が法律上認められていないもの(完答)
公共の福祉とその事例(完答)
複数資料から読み取れること(完答)
歴史融合問題など
*政治の出題がなかったので2024年注意
●2022年Aグループ
1古代・中世史3点(3問)
世界史含む
2銀山に関する歴史5点(4問)
3日本地理4点(3問)
歴史問題も含む
4世界地理3点(3問)
日本地理も含む
5公民4点(4問)
情報化と労働問題
6国際問題3点(3問)
国際連合について
歴史含む
●2022年Bグループ
1古代・中世史3点(3問)
世界史含む
整序問題
2歴史総合5点(4問)
整序、文化史
15字以上20字以下の記述あり
戦後改革
3日本地理3点(3問)
複数資料と都道府県
知識問題・略地図など
4世界地理4点(3問)
南北アメリカ
用語記述、都市の位置など
5公民4点(4問)
資料読取、正誤問題
用語記述
6環境問題3点(3問)
説明文適語補充組合せ選択
用語記述、パリ協定の内容選択
【対策】
総合問題・融合問題が多く出題されているので、マーク式の私立入試や全国高校入試問題を解きまくろう。通常のクイズ形式、一問一答形式の学習だけでは対応できないので注意が必要になる。
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